活版印刷の世界に惹かれ、写真を撮り続けるなかで出会った、
様々なカタチで「文字」と向きあう人々。
それぞれの世界の片鱗を記録、編集、冊子にしました。
カリグラファーSando Minako(三戸)さんには手描きの「M」の質感を、
築地活字さんにはEngravers Shadow*という書体の「M」18ptの活字を鋳込んでいただき、
俳人の衣衣さんには「M」を5つの季語に変換して句を作っていただきました。
「M」 2013年5月25日発行 A5 モノクロ 30頁+表紙
作家/協力 Minako Sando、築地活字、衣衣(hi→)
価格 900円
*和名はエングラバースシェード、エングラバーシェードなど。
カリグラファー清水裕子さんの手から生まれた「O」の線を、
佐々木活字店さんでお借りした Prince scriptという活字「O」の側面を、
俳人、衣衣さんの「O」のうたを。
それぞれの余白や余韻を楽しんでいただけましたら。
「O」 2013年8月10日発行 モノクロ 30頁+表紙
作家/協力 Shimizu Hiroko、佐々木活字店、衣衣(hi→)
価格 900円
カリグラファー白谷泉さんが全身を使って生み出す
わずか2ストロークなかの、肉眼では捉えきれない繊細な筆の動き。
100年以上続く中村活字店の、
中村さんが受け継ぎ、続けてきた、活字組版という、文字を扱う仕事。
それぞれの手が生み出す、その一瞬の記録です。
横浜の活版印刷所で眠っていた古いパラフィン紙に、
東京都内の活版印刷所で使われていた活字を組んで、
横須賀の活版印刷所で働いていた印刷機で、
1枚1枚刷って、ひとつひとつ帯を巻きました。
いずれも譲っていただいた物で、 そこにも「長い時間」があります。
「J」 2014年11月20日発行 105×210 mm モノクロ 62頁+表紙
作家/協力 Izumi Shiratani、中村活字店
印刷 研究社印刷
価格 900円
※在庫はそれぞれのお店にご確認ください。
▶京都 恵文社一乗寺店
▶鎌倉 books moblo
▶茨城 O'keeffeと三春(M、O)
▶富山 nowhere(M、O)
▶尾道 zine ciecus −-> 2013/10/13
制作/撮影/発行 お問合せ先 ズアン課